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給食を見直そう!
何年も前よりスローフード協会はテッラ・マードレのネットワークに入っているすべての人々と、食を生活の中心に据える政策をして来た。これまで力を入れて来た場所は2つある。それはレストランと家庭である。しかしながら公共のまたはプライベートな給食をその中に入れたいと思う。学校、病院、老人ホーム、刑務所、会社などでは、毎日膨大な数の食事が配給されている。このようなタイプの食事では、速い不注意な食事、出さなくてもいいゴミ、流れ作業の調理、近代効率主義のいくつかの兆候を見ることができる。そこではクオリティや食べる楽しみなどというものは、経済的な要素と比べて二次的なものとされてしまい、食事の大切さや地域経済の発展などという話題はされなくなってしまうのだ。必要な能力を持った人間の少ない、この分野のキーワードは、サービス、教育、職業意識、地域でなくてはならない。良い食べ物を作って供給するには、文化、ノウハウが必要である。ここには業界の人間のみならず、教育プログラムが必要である。「公共の」食事において、食のもつ教育的側面をないがしろにすることはできまい。そもそも学校での活動であればなおさらである。クオリティを理解しそれを選択するための、地域生産物、伝統食物、季節性、感性の鍛錬に対する教育が必要である。それは文明の戦いであり、我々が所属している地域文化の保護を意味している。給食の新しい意味付けとその機能からスタートし、システムを根本的に変えなくてはならない。食べ物においては、地域レベルの作業がクオリティを決める決定的な要素となる。美味しく健康な食べ物を保証したいのなら、消費地からあまりにも離れた場所で食品を調達すべきではないし、そのシステムは、製造過程のすべてをきちんとコントロールできるよう、独立したものでなくてはならない。食べ物は病人の、私たちの子供たちの、私たち全員の生活の中心となっている要素なのだから、私たちの害になるものにしたりして、おざなりにすることができようか?
カルロ・ペトリーニ |
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